【高畠町中学校統廃合問題で 県教委へ要請行動】

 高畠町中学校再編統合を考える会は、12月26日(月)全山形教職員組合、東置賜職員組合、渡辺ゆりこ県議(日本共産党)とともに、山形県教育委員会に対して、「豊かな中学校教育実現のため」の要請を行いました。

 高畠町の中学校統合は、町教育委員会の諮問を受けた統合再編検討委員会が、結論を出せないまま報告したことや、町が実施した地区別説明会では、反対や疑問の声が多数であったことを訴え、「住民が納得したうえで進めるよう、県教委として指導助言をしてほしい。」と要請しました。

 要請の内容は、
高畠町中学校統廃合は、町民の納得と合意の中ですすめること。
○町民の納得と合意を得られない1校案を見直し、再検討すること。
○以上のことを、高畠町高畠町教育委員会へ指導すること。

 これに対して、県教委義務教育課課長補佐は
「統廃合は設置者が決めること」としながらも、「地域の人たちが納得して進めることがよいと思う。要請については上に伝えます」と回答しました。
 また、統合について決めるのは市町村長だが、町教育委員会から経過や町の状況を聞き、調査することは状況によってありうる。とも付け加えました。