【TPPはいらない 8.27緊急集会】

 すべての関税を撤廃し、くらしや健康を守る制度も破壊するTPP(環太平洋連携協定)への参加をやめさせようと、緊急集会が27日、東京日比谷公会堂で開かれ、1300人の参加者が会場を埋めました。

 24団体で構成する実行委員会を代表し、全労連議長が「11月のAPECでのTPP参加表明も考えられる。いよいよ本番の秋を迎える。私たちのかつてない共同が広がっている。美しい国を守れの世論を拡げよう」と呼びかけました。

 全国農協中央会(JA全中)の代表も来賓あいさつし、「政府が断念するまでTPP反対運動に取り組む」と決意を表明しました。


 「外国に食料依存し、食の安全基準緩和、労働の自由化で社会が不安定になる、アジアの飢餓人口を増やす。誰にとってもメリットがない。『とんでもないペテンに満ちたパートナーシップ』は絶対やめさせよう」など、各界・各地から決意表明がなされました。


 集会後には、銀座周辺をパレードし、東京電力本店前では「ただちに放射能被害の損害を賠償せよ」の声をつよめました。