【憲法を守りいかそう】

 日本の教員は、負の歴史を持っています。戦前・戦中と子どもたちに、お国のために死こと、天皇陛下のために死ぬことを教えてきたことです。

 戦争が終わり、「生きていいんだよ。生きなくちゃいけないんだよ。と生きることを教えることができるようになって、どんなにうれしかったことか。」・・・そんな話を先輩の教師から教えられました。 

 今、安倍内閣は、憲法の解釈を変えて、集団的自衛権の行使を容認しようとしています。解釈を勝手に変えて、昔のように戦争する国に日本を向かわせようとしています。戦場に行くのは今の子どもたちです。

 井上ひさし氏は、その作品の多く中で「日本国憲法」を取り上げています。特に「吉里吉里人」では、「吉里吉里国が独立はしたけれどこの憲法9条だけは手放さない」という内容になっています。
 井上ひさし氏は、10年前、2004年6月10日、9人の呼びかけ人の一人となり、「9条の会」を発足させ、憲法を守り生かそうと、活動をしてきました。その9条の会は全国に広がりこの川西町、南陽市高畠町にも9条の会ができました。
 その9条の会で、事務局を務め、井上ひさし氏と活動を共にしてきた小森陽一氏が、井上ひさし氏のゆかりの地である川西町フレンドリープラザで講演をします。

 この国の平和と子どもたちの未来のために、講演会に参加し、井上ひさし氏の憲法大好きの遺志に思いを寄せてみませんか。