【子育て・くらしを考える交流集会】

いのち・平和・憲法について考える交流集会
〜手渡そう!子どもたちに平和な未来を〜
 将来を担う子どもたちが、希望を持って学び、平和に安心にくらせる未来にするために、今できることは何かを考え合おうと、教職員組合や民主団体、市民でつくる実行委員会が主催する「第15回子育てくらしを考える交流集会」が11月26日山形県高畠町中央公民館で開らかれ、60人が参加しました。
 はじめに、憲法会議代表幹事の石山久男氏が、「くらしと憲法を考える〜安保法制の今と憲法9条の行方〜」と題して講演し、安保法制の現状や参院選野党共闘で11議席を獲得したことから「安倍政権は支持率を維持しているが、個々の問題では反対意見が多数を占める。地域から運動を強めていかなければならない」と述べ、「戦争法から憲法改悪まで見すえて「戦争する国」づくりを進める安倍政権の矛盾は、直接戦争とかかわる問題だけでなく、私たちの生活のすべてにかかわっている。戦争する国づくりは、単に憲法9条への攻撃であるだけでなく、の本国憲法総体への攻撃である。だから私たちも日本国憲法を総体として守り生かす運動へと進化させていく必要がる」と語りました。
 次に分科会が開かれ「こんな学校にしたい・子どもたちにつけたい学力とは」「子どもが未来に向かて今をいきいきと生きるために」「子どもたちに手渡そう平和な未来を」の3分科会に分かれ、今の子どもたちや親のおかれている状況とそれを支え合う活動、平和憲法を守る9条の会の活動、TPPや原発南スーダンへの派兵についてなど、熱心な討論が行われました。