【3・8国際女性デーを知っていますか】

国際女性デー

3月8日、国際女性デーは、世界の女性が「パンと権利と平和」のためにいっせいにたちあがる日です。101年目の今年も、日本で、アジアで、世界でとりくまれます。

ルーツと歴史

 20世紀当初、アメリカの女性たちがパンと参政権を求めておこした行動に学び、1910年、第1次世界大戦を前にコペンハーゲンで開かれた第2回国際社会主義女性会議でクララ・ツェトキンが提案、世界の女性の統一行動日として創立されました。1917年3月8日におこなわれたロシアの国際女性デー以後、この日が世界共通に。1977年には国連デーとなり、国連事務総長がメッセージを発表する全世界的なとりくみとなっています。

日本でも

 1923年、婦人講演会として開いたのが最初。天皇制国家の弾圧で、公然と集会を開けなくなっても、自宅で集いをもち、女性デーを守り続けました。1947年には、戦後初の女性デーがとりくまれ、49年には、1万5000人が日比谷小音楽堂を埋めつくしました。その後も女性デーは、その時どきの女性の切実な課題をかかげ、一部の脱退の動きをのりこえ、平等・開発・平和をめざす世界の女性運動と連帯して発展しています。

今年は

 ジェンダー平等実現へ
 女性差別撤廃条約憲法を生かそう!
 人間らしい雇用と社会保障を!
 核兵器のない平和な世界を!

 をかかげ、中央大会を始め各地で開催されます。