【地域で活動できる若者に・若者が活動できる地域に】

 2月20日 南陽市宮内の蔵楽で、南陽朝市まつりがおこなわれました。総勢16店舗の店がならび、大盛況でした。
 その中の一つに、「かわにし塾わげしゅ」のお店がありました。
 川西特産紅大豆カレースープ、切り絵、ポストカード等・・・。
 そのいい香りに、紅大豆カレースープを食べ、素敵な手作りポストカードを買いました。


 地域の町並みや行事を描いた素敵なポストカード










 この「わげしゅ」は、川西町でまちづくりの勉強と、実践活動を行う文字通り「若い衆」の集まりだそうです。
 青年たちが育った地域で、その地域のことを考え、地域で活動している・・・なんと素晴らしいことか・・・。



 ・・・熊本市で3歳の子の命が奪われました。逮捕されたのは20歳の青年でした。大学入試問題掲示板投稿事件で逮捕されたのも19歳の青年でした。
 同じ青年なのにこの違いはなんでしょう。


 警察庁は、3月3日、2010年の自殺者についての調査結果を発表しました。13年連続で3万人を超える自殺者。その理由では、就職失敗自殺が2割も増えています。職業別では、無職者が約6割をしめました。
 いきづまりを見せる社会に、若者は夢を持てないでいます。



 今、学校にきている子どもたちが、地域のことを考えることのできる若者に育ってほしいと思うのと同時に、若者が地域で活動できる条件(居場所)を作っていかなければならないと思います。
  若者にとって魅力あるまちって、何でしょう。まずは働く場があることではないでしょうか。
 山形労働局は、3月1日、1月現在の雇用情勢を発表しました。それによると、製造業、卸売・小売業、医療・福祉などの求人が増加し、有効求人倍率(季節調整値)は、前月比で0・05ポイント上昇し、0・58倍と改善はしているものの厳しい情勢にあるとしています。


  農業をはじめ、地域産業、中小企業や商店街がますます元気になるような政策、賃上げと雇用を増やす政策を求め、若者が地域で活躍できる社会を作っていきましょう。