【2011年3月11日14時46分】

 5校時が終わり、
 「今日もみんながんばったね。はい、帰り仕度。放課後、何をして遊んで行く?」
 そんな、会話中・・・


 ユラ・ユラ・ユラ・・・地震だ!
 「はい、訓練通り、机の下に!!」


 グラ・グラ・グラ・・・  大きい!

 グウラ・グウラ・グウラ・・・
 グウラ・グウラ・グウラ・・・長い
 「そのままで、大丈夫、すぐおさまる。」
  
 グウラ・グウラ・グウラ・・・
 グラ・グラ・グラ・・・やっと、おさまりそう。
 その間、子どもたちは、必死で机の下に隠れていました。
 「おさまっても、連絡があるまでそのままで、がんばれ」


 「ピン・ポン・パン・ポン・・・ 大きな地震がありました。体育館に全員避難します。担任に指示に従って避難開始。」
 余震が起こる前に、全員体育館に避難しました。
 避難した途端に起こる余震。
 天井にあるバスケットリングが揺れる。
 突然のことで、涙ぐむ子も・・・
 「大丈夫。この体育館はどんな大きな地震でもびくともしないから。」


 「宮城県沖 マグニチュード7(後で8と変更) 震度5だそうだ。このままなら、一斉下校で対応しよう」
 (後で知ったのですが、他の地区は停電になったとのこと。この地区は、幸いなことに停電になりませんでした。)

 「集団下校をします。全員、帰り仕度をして、地区ごとに集合。」

 帰り仕度中も、何度も余震がおこります。
 子どもたちは、必死で帰り仕度をします。
 余震が起こると、そのたび机の下に・・・

 余震をかいくぐって、帰り仕度をして、集合場所へ
 「人数確認、そろったところは報告!」
 「○○地区そろいました」「△△地区そろいました」・・・・
 班長や地区会長の6年生のなんと頼もしいことか・・・

 担当する先生と一緒に下校しました。
 帰った会長は、無事に着いたことを学校に連絡。
 電話が通じなくて、連絡に時間がかかった地区もありましたが、全員無事に下校した様子。
 担当の先生も全員戻り、まずは一息。 
 月曜日、元気に会えるといいです。



 テレビを見ると、さらにひどい災害を受けた地区があることを知りました。
 本当に、お見舞い申し上げます。