【「きっと時代はくる」出版をよろこぶ集い】

  戦争と圧政に抗し、死線を越えてきた苦難と誇りの記録 95歳の自伝
 伊藤てる 著 「きっと時代はくる」
 の出版をよろこぶ会が、3月5日山形市で行われました。
 

 小林多喜二の時代、山形でも青年たちは正義と真実のたたかいに命をかけた。
 伊藤てるさんの証言は、多くの人々につよい感動をよんでいます。

寄せられたメッセージより

 
 ☆1930年代前半、青年活動家たちが弾圧の中でどう斗い、どう運動再建に取り組んだのか。また、活動家たちが戦時中をどう生きたか。本書はそれをリアルに証言した貴重な作品で、感動的内容になっています。

 ☆困難な時代をくぐりぬけてきた、いや、たたかいぬいてきた感動が私たちを励まし、力が湧いてきます。

 ☆「きっと時代はくる」と信じ、特高の厳しい弾圧にも負けず、「夫との別れであっても清々しい充実感が残った・・・」なんてすばらしい感動の自伝に心から拍手を送ります。くりかえし涙を流して読ませていただきました。

 ☆官憲による弾圧の中でも、この山形の地で正義と道理にもとづいた青年たちのたたかいがあったことを知り、えりを正さなければと思いました。



 戦争と圧政に抗し、死線を越えてきた苦難と誇りの記録 95歳の自伝
 伊藤てる 著 「きっと時代はくる」   1500円
 発行 山形県教育文化研究会議
    023−688−7025