【核兵器全面禁止のアピール】
山形県原水協は、3月6日総会を開き、2010年度経過および会計決算報告、2011年度活動方針、予算、役員を決定しました。
情勢
これまでの運動の継続と積み上げが、「ニューヨーク行動」に結集し、2010年NPT会議での前進をもたらし、貴重な到達点を築きました。
2010年NPT後も、「核兵器のない世界」実現にむけた取り組みが継続し、広がりをみせています。
マレーシアなどの「核兵器廃絶に至る交渉開始」提案に、核保有国の中国、NPT未加盟のインド、パキスタン、脱退表明の北朝鮮、疑惑国のイランがこぞって賛成票を投じました。核保有4カ国が、「核抑止力」固執を払しょくし、「核兵器のない世界」に舵をきる情勢をつくりあげれば、すぐにでも実現できる情勢まできています。
根強い「核抑止力」論固執を払しょくさせるには、これまで以上の核兵器廃絶の声と行動の広がりが求められています。その達成のための運動の要となるのが2月15日被爆地広島・長崎・そして東京から発信された新署名「核兵器全面禁止のアピール署名」運動です。
新署名運動は、国内はもとより、世界の「市民社会」からの意見を反映させながら作成したもので、国連をはじめ、世界で市民権を得た私たちがイニシアチブを発揮し、核廃絶運動を力強く、広く、大きく前進させていきましょう。