【教職員の生活を守ろう!学習会】

 9月15日(木) 南陽市宮内の「蔵楽」で、県労連議長の濱田藤兵衛氏を講師に迎え、「教職員の生活を守ろう 学習会」を開催しました。20代の先生の参加もあり、今後、教職員の賃金はどうなっていくのか、どうして行かなければならないのかを考えました。

 賃金や退職金がこれまで削減されてきた経過、人事院勧告制度のゆくえ、定年延長や年金改悪の動きなど、短時間でたくさんのことを学習することができました。
 参加者の感想

「給与について知らなかった。知ろうとしていなかったことがたくさんあり、勉強になりました。無知ではいられないんだと思いました。退職金のことなんて、まだ先のことと考えていましたが、しっかり考えて行こうと思いました。」


「日本の教員は、精神的にも、物理的にも心身ともに抱える負担は増えるばかり。それに見合った賃金なのだろうか・・・といつも思います。免許更新などもあり、教員をめざす人はいなくなる?減る?のではないかと・・・。公務員賃金は必ず民間に波及すると思います。」


「どんどん給料が減っていく現実に悲しさを覚えました。給料が年々減っている様子が数値でありありとわかりました。日本の情勢も不安定な中、どのようにすれば下がっていくことを防げるのか、どのようにすれば上がっていくのか、何をすればいいのかわからないなと思いました。」


「給料について無関心でいた、と最初に委員長が言われたとき、本当に自分自身そうだったなと思いました。平成14年頃を境に年々下がる給料、全くいやになります。みんながやっぱりもっと給料や年金のことを知る必要があると思います。生活をきちんと保障してほしい(予定がいろいろくるってくるので)と切実に思います。こういう学習会をもっと多くの人に聞いてほしい。」


「私たちが今、どれだけ贅沢なくらしをしているというのでしょう。朝から夜まで働き、休日も働き、健康を害しながら働いているのに・・・。心を傷つけるどころか意欲そのものを消すような減額の考え。まして定年延長などというふざけた話を平気で出す神経そのものが信じられません。国は滅びてしまいます、このままでは。運動を盛り上げていきましょう。」