全教のとりくみ  「外国語」にかかわる緊急要請行動

 全教は、文部科学省に対して、改定学習指導要領に伴う小学校における中学年での「外国語活動」、高学年での「外国語科」の導入にかかわる緊急要請行動を行いました。

 年間35時間もの授業時数増となり子どもたちに多大な負担をおしつけるものとなっていること、多くの小学校教員は英語教員免許を取得しておらず、児童に十分な指導を行うことができないもとで負担増を押し付けられること、専門家から「母語(国語)指導との関連性があきらかでなく、いっそうの学力格差を生み出す」などの危惧が表明されていること、必要な条件整備が行われていないもとで「外国語関連の授業増加に対応するための策がないまま、現場に丸投げされていることに憤りを覚える」などの声があがっていることなどを示し、緊急要請を行いました。