子どもや学校、地域の実態に合わせ柔軟な対応をしていきましょう

 文科省は9日、「一斉臨時休業に関するQ&A」を更新しました。新たに追加になった2つを紹介します。子どもたちの心身の健康を守るためにぜひ活用していきましょう。

 

Q37 「臨時休業期間中に、児童生徒が外出して運動をしてもよいのか。」

A 「児童生徒の健康保持の観点から、児童生徒の運動不足やストレスを解消するたあめに行う運動の機会を確保することも大切と考えており、安全な環境の下に行われる日常的な運動(ジョギング、散歩、縄跳びなど)を本人及び家庭の判断において行うことまで一律に否定するものではありません。

 ただし、一度に大人数が集まって人が密集する運動をしないなど、感染拡大を防止する観点からの配慮が必要です。」

 

Q38 「臨時休業期間中に、学校の校庭や体育館を開放して、児童生徒が運動する機会を提供してもよいのか。」

A 「児童生徒の健康保持の観点から、児童生徒の運動する機会を確保するため、学校の校庭や体育館の開放を設置者や各学校等の判断において行うことについては、一律に否定するものではありません。

 この場合においても、一度に大人数が集まって人が密集する運動とならないよう配慮することが必要です。 

 特に、屋内である体育館の開放については、ドアを広く開け、こまめな換気を心がけたり、児童生徒が手を触れる箇所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)を消毒液を使用して清掃を行うなど、感染拡大防止のための防衛措置等を講じた上で、少人数の児童生徒への開放にとどめるなど、より慎重な対応が必要であると考えます。」